資格保有とセミリタイアがなぜ相性バツグンなのか


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貯蓄時代、セミリタイア時代、変わらず愛する朝食バイキング♡

無料のバイキング、気持ち良すぎだろ!

 

稼げてるならそれでええやん

 

セミリタイアをするにあたり周囲から反対の声がなかったわけではありません。 普通に働いて贅沢すればいいんじゃない?と何度言われたことがわかりません。 ただ私も自分なりに贅沢をしてみて継続すればするほど満足度が下がっていくということに気づきました。 よくビールはいっぱいめが1番うまいというやつです。

 

限界効用逓減の法則

ビールに限らずビジネスホテルの朝食バイキングでもはじめの一周が一番ワクワクドキドキしてる気がしませんか。どんな高級寿司でも毎日毎食食べ続けていたら納豆ご飯などの粗食が食べたくなるものです。 そして何より一日絶食した後に食べるただの白米が塩をかけただけでどれだけうまいことか。 運動した後にシャワーを浴びてガブガブと飲み干す水がどれだけうまいことか。高級品にしても同じことが言えるのではないでしょうか。

 

働くことによるストレスは有限ではない

しかしながら労働によるストレスは低減してくれるでしょうか。日々蓄積し場合によっては指数関数的に増えることもあるのではないでしょうか。 幸福とは足し算であり引き算であり掛け算であり割り算であると考えます。 つまりいくら大きい幸福があったとしても無限大に大きい不幸がかさなれば幸福度は限りなくゼロに近づくということです。 分子を幸福とし分母を不幸するイメージです。分子の幸福は限界効用逓減の法則から言えば有限といえますがストレスは限りなく大きくなります。 ストレスが有限ならばこれだけ豊かな世界で誰か自○などしようでしょうか。

 

(2022/10/2追記)

絆やソサエティのために行動することから生まれる幸福ホルモンはかなり健康的で有限でないように思えますがセミリタイアを考慮するような人々は積極的にその方面に踏み出せる人は少ないのではないでしょうか。

 

総合的に考えた時に労働によって得られる物質的な報酬を追い求めるよりもストレスをいかに下げ有限なる幸福を存分に味わっていくか。 それを考えた時にセミリタイアはとてもバランスのとりやすい生き方と言えるのではないでしょうか。 しかしデメリットも大きいです。 

 

労働の不安定、結局は単なる貯金好きなフリーターでは?

 

一口にセミリタイアと言っても週に数回だけ働くけどもそれ以外は遊びますと言っている会社員を誰が雇いたいと思うでしょうか。 週に数回どころか週に67回働いてくれる奴隷適性のある人間を血眼になって探しているのが経営者です。 当然仕事の働き口は自ずと狭まってくるはずです。フルタイムの正社員の方が時給も待遇も福利厚生も様々な面で有利ということは事実です。

 

スキルもない資格もない人間がセミリタイアするとしたらそれは強靭な精神力が必須となってきます。 もちろん知恵もなければ生き残れません。割のいい稼ぎを優れた嗅覚で見つけ出し続ける必要があります。転売にしてもUber eats などの宅配業にしても参入障壁が低い分野は情報が広まるにしたがって買い手市場となり雇われる側は不利な条件でも飲まなくてはいけなくなります。

 

ここまで散々リスキーさを強調しましたが、セミリタイアは鎖と安全とを差し出し危険と自由を手に入れるのです。

かりに億万長者の家庭に生まれ何不自由なく生涯を終えたとしてもそれはあなたの人生と言えるでしょうか。誰かに語れる物語でしょうか。 何よりそれは面白いでしょうか。

 

ふと、学生時代にどハマりしたモンスターハンターにおける改造オトモアイルーを思い出しました。一瞬で何の面白みもない作業ゲーと化したの覚えています。

(縛りプレイするから面白いんだ!!!)

 

平等に見える競争社会の中で自分だけの狩場を見つけたり、自分だけの狩猟武器を手に入れるようなものでしょうか、 分かりやすい参入障壁がある資格職を得るというものは。

 

みなさんの武器を教えて下さいね!