FIRE/セミリタイアにおける最悪のシナリオ【戦争】

セミリタイアにおいて、何が最も恐ろしいか。

それは平和な社会構造が脅かされると言うこと。

1つは戦争事態による犠牲となる可能性。もちろん、ロケット着弾などによる直接的な犠牲以外にも食糧不足による餓死、栄養失調、それに伴う感染症による死亡も考えられます。

 

そしてへ2つ目はハイパーインフレーションに見舞われると言うこと。これに関しては不動産屋コモディティーなどの現物資産を所有してリスクヘッジする必要があります。

 

現代の日本におきましては、エネルギー自給率は10%前後食料自給率も50%にも満たなかったと思います。その点を考慮すると、第三次世界大戦が開幕した場合、日本の社会構造は完全に麻痺すると考えております。

 

その場合どうするのか。一番つよいのは自分で生活が完結していると言う環境。へ自宅の庭園で野菜を栽培し、鶏など家畜を飼育しへ。海の近くで釣りなどで魚類も入手する。これが理想の形です。しかしながら、現実は医師としてかなり働いているのでへ理想のまま終わっています。

 

まず、田舎に、庭園付きの不動産を買うと言うののはとても現実的な選択肢ですが、農業の勉強に重きを置く必要もあり、医師としての仕事に制約がかかるのは確実です。果たしてモチベーションが維持できるかと言う不安もあります。そもそも日本が戦場になれば、自らが庭園や畜産を持っていても平穏な暮らしが維持できるとは限りません。

 

今後、原油価格の更なる高騰、それに伴うインフレの再燃、各国での金融引き締め、利上げ継続。最悪の場合、中国北朝鮮も戦争に参戦してきて、欧州の経済圏との戦い挑戦が発生する可能性も十分にあると考えております。また、インドが米国側に着いたと言う事は 1つ安定材料にはなりますが、ブラジルや南アフリカなどの新興国はロシアや中国にシンパを示しているとも考えられ、欧米との対立が世界的にグループ分けされてきているように思えます。

 

先の大戦前に生じた分断の孕むブロック経済があらわになってきている昨今、資源や食料を持たざる国になってしまっている。日本はかなり厳しい状況に置かれていると言わざるを得ません。どの程度の方々が私と同じように将来を憂いているかは分かりませんが、本当に杞憂で終わることを私は祈っています。

 

今後の投資の方針としては、インフレに負けないように通貨の比率をかなり下げ、ゴールドやエネルギー株、コモディティー関連の企業に投資をしていきたいと思います。

 具体的には、エネルギーETF XLEやゴールドETFのGLDM、アメリカの農業企業大手のDEなどを考慮してます。

 

XLEとGLDMは共に経費率0.10%と低く長期的な目線でも投資妙味がありますね。

 

それでは皆さんまた来週からも頑張っていきましょう。平和な世界を祈りつつ、最悪のケースも想定して動いていきたいと思います。